お知らせたんぽぽ会歯科より
食後すぐの歯磨きがよくない場合も?
こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
ようやく涼しい秋を迎え、夏バテなどで低下していた食欲が戻るのもこの頃です。
食欲の秋とは上手い表現ですね。
また、実りの秋ともいわれるように、多くのおいしい食材が旬を迎えるので、食欲が旺盛になるのは仕方のないことかもしれません。
おいしいものを食べたあとは、お口の健康を守るための歯磨きが大切です。
食後すぐに歯を磨くことで虫歯菌の増殖を防ぐことができますが、食後すぐに歯磨きをしてはいけないケースもあるようです。
炭酸飲料や柑橘類などを摂取すると、酸によって歯のエナメル質が一時的にやわらかい状態になり、そのタイミングで歯を磨くとエナメル質が削れてしまうといわれています。
エナメル質が溶けた状態を「酸蝕症」といい、清涼飲料水やワイン、果汁類、酢などの摂りすぎで生じたり、逆流性食道炎などでも起こりやすいようです。
ある大学の調査によると市販の飲料120種の約7割が㏗5.5以下の酸性(㏗7で中性)で、ちなみにコーラは胃酸(㏗1~2)に近い㏗2.2、栄養ドリンクは2.5、黒酢飲料は3.1、スポーツドリンクは3.5という数値だったそうです。
まずは酸の多い飲食物の大量摂取に注意し、長時間お口の中に入れた状態にしないこと。酸っぱいものを摂取したときは食後すぐにお口をゆすぎ、30分ぐらい経ってから歯磨きをするようにしましょう。
たんぽぽ会歯科全9院は、年中無休で診療しています。
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2024/10/25 [Fri]