こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。

最近、テレビなどで家庭用口腔洗浄機のコマーシャルを見かけることが増えてきました。

歯科衛生士さんがやってくれている機械洗浄を家で手軽にできる！？とイメージされるせいか、人気の家電になっているようです。

実は40年ほど前からこのような洗浄機が販売されていたのですが、近年の洗浄機はコンパクトになり、より使いやすくなったこともヒットの要因といわれています。

口腔洗浄機は強い水流を歯と歯の間や歯ぐきとのすき間にあてることで、食べかすや細菌などを流し出してくれます。

そう聞くと、「ブラッシングせず、水だけできれいになるならラクチン！」と思うかもしれませんが、実はそうでもないのです。

ある程度の食べかすは洗い流すことはできても、歯石やプラークを完全に落とすのは困難で、歯間ブラシやフロス（糸）などで物理的にこすらないと除去できないからです。

おまけに、水流が強すぎると歯ぐきにストレスがかかり、後退しやすかったり、そもそも知覚過敏で水が沁みるときは痛くて使えないですね。

口腔洗浄機はブラッシングでこすった汚れや食べかすを水で気持ちよく洗い流してくれるもの、と考えたほうがいいのかもしれません。

お口の中のお掃除は歯ブラシや歯間ブラシをメインに、口腔洗浄機はその補助として上手に併用することをおすすめします。

そして定期的に歯科衛生士さんにケアしてもらい、お口の健康を維持していきましょう。

たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。

ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。