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お知らせ

みなさん、よく噛んでいますか!?

こんにちは。

たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。

以前このブログで、咀嚼(そしゃく)回数が健康のポイントになると書きました。

噛むことについてもう少しご説明したいと思います。

ヒトはたくさん噛むと身体によいことが起こります。

そのひとつが唾液の分泌が増えることです。

唾液は口腔内にある「唾液腺」から分泌されます。成人では1日あたり1.0~1.5リットルほど分泌されるといい、常に2~3mlの唾液が口の中に存在しています。

唾液には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれており、胃の負担を減らすことはよく知られています。

唾液の働きはそれだけではありません。

唾液が口腔内にあることで、歯の摩耗や脱灰(歯のエナメル質の溶解)を防ぐほか、口内細菌や食べ物のカスを洗い流す役割も担ってくれます。歯を虫歯菌から守ったり、歯周病の予防まで期待できるとは、驚きですね。

実はもっとすごい効果があるのだそうです。

唾液にはパロチンという成分が含まれており、これは「若返りホルモン」として注目されている成分で、髪の毛の発育や皮膚の新陳代謝を促すアンチエイジング効果が期待できるとか!

また、噛む動作は脳神経を刺激するので、脳の働きが活発になるほか、顔の筋肉を使うことによる小顔効果も期待できます。よく噛むと満腹感が得られやすいのでダイエット効果も期待できるといいます。

こんなにいいことずくめなら、すぐにでも実践したいですね。

咀嚼回数のめやすは一口30回といわれています。最初はきつく感じるかもしれませんが、意識して少しずつ噛む回数を増やしていくようにしましょう。

たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。

2023/06/30 [Fri]