お知らせ
花粉症で歯が痛くなる!?
こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
春のきざしを感じるとうれしい気持ちになるものですが、花粉症の方にとっては憂鬱な季節かもしれませんね。花粉症は鼻、目、喉の症状や発熱などがあらわれますが、実は歯にも症状が出ることがあるようです。
それが奥歯の痛みです。ただし、歯にアレルギー反応が起きて、症状が出てくるわけではありません。花粉症による副鼻腔炎が関係しているそうです。
しくみはこうです。鼻のまわりには副鼻腔とよばれる4つの空洞があり、それらは鼻腔と細い管でつながっています。そのうち、なにかと炎症を起こしやすいのが上の奥歯に近い上顎洞です。この部分が花粉の刺激で炎症が起きると、腫れによる圧力が奥歯にかかり、人によって、歯の痛みのように感じるのです。
奥歯が浮いた感じがする、歩くと響く、噛むと痛いなどの症状を訴える方もおられます。
奥歯の痛みが虫歯によるものか、副鼻腔炎かは、レントゲン撮影をすれば判明します。
副鼻腔炎であれば、花粉症の治療によって奥歯の違和感が解消されることでしょう。
花粉症が歯にも影響を及ぼすことを知っていただきたいと思います。
たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2024/02/24 [Sat]