お知らせ
ガムを上手に取り入れて、お口を清潔に
こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
令和6年能登半島地震により、被災されたみなさまには心からお見舞い申し上げます。
被災地では断水が続き、歯磨きやうがいもままならないようすが報道されましたが、そのようなときにも役に立つのがガムといわれています。
お口の健康や口腔内の衛生につながるガムの効能についてご紹介しましょう。
みなさんはガムを噛むと、唾液がよく出ていることに気づきませんか。唾液は絶えず分泌されていますが、噛むという運動によって「唾液反射」が起こり、分泌量が増えていくのです。唾液の99%は水ですが、残りの1%に消化を助ける酵素、タンパク質、ウイルスや細菌などに対抗する物質が含まれています。
つまり、唾液という水によって食べかすなどを洗い流すだけでなく、1%の物質で虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑え、食事によって酸性にかたむいた口腔内を中性にする作用も期待できるというわけです。食後にしっかりガムを噛むと唾液がたくさん出るので、お口の健康につながるのですね。
しかし、どんなガムでもいいのではありません。砂糖の入ったガムは虫歯になるリスクが高いためNG。キシリトール入りなど、歯にいいガムが市販されているので、それらを選ぶようにしましょう。そしてガムを20分程度噛み続けることもポイントのようです。
もちろん、食後の歯磨きがお口の健康にもっとも効果的ですが、それができない場合はガムを上手に取り入れて、お口の清潔を保っていただきたいものです。
たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2024/01/28 [Sun]