お知らせ
かたい食べものは要注意です
こんにちは。
たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
みなさんは子どもの頃、しっかり噛んで食べましょうと注意されたことがありますか。
軟らかいものばかり食べていると、噛む必要がないのであごの骨が十分に発達せず、歯の生える場所が狭くなります。結果、歯並びが悪くなるとか、嚙み合わせの不具合などが生じてしまうのです。
そのようなことを避けるため、かたいものを食べることを奨励されたのですが、大人になっても無理してかたいものを食べ続ける必要はありません。
かたいものを噛んであごを鍛える効果があるのは成長期(18歳前後)までだからです。
それどころか、かたいナッツ類やスルメ、フランスパン等を食べたせいで、歯が欠けたり、ひび割れることは珍しくなく、むしろ、かたい食べものは要注意なのです。
とはいえ、噛むこと自体は唾液の分泌を促すため、消化によいだけでなく、脳への血流を増やす、大切な行為です。
そんな噛むメリットを得るには、噛みしめる強さではなく、噛む回数を意識すればいいのです。
つまり、咀嚼(そしゃく)回数が健康につながるポイントといえます。
ほどほどのかたさの食べものを回数多く噛み、歯の健康を守るようにしましょう。
たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2023/04/28 [Fri]