お知らせ
春から歯科健診を始めませんか
こんにちは。
たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
みなさんは定期的に健診(総合的な健康診断)や特定の病気を調べる検診などを受けておられると思いますが、お口の中の健診についてはいかがでしょうか。歯科健診は乳幼児や高校までは保健所や学校等で行われますが、大人になると、一部の職種を除き、義務的な健診の制度がなく、歯科健診の受診率の低さが指摘されていました。
そのような理由からか、日本は欧米に比べて80歳時点の歯の平均本数が少ないだけでなく、国民の約8割が歯周病にかかっているといわれています。とくに歯周病は全身への影響が大きく、生活習慣病を悪化させることがわかっています。
そんななか、昨年、「国民皆歯科健診」の制度について検討され、2025年に導入しようという動きがあります。つまり、歯科健診によって虫歯や歯周病を早期発見、早期治療し、全身の健康を守っていこうということです。お口の中が健康になれば、生活習慣病を減らせ、ひいては増え続ける医療費の削減につながる、という目的もあるようです。
国民皆歯科健診の方法ですが、お勤めの方は会社や事業所などの健康診断に歯科健診が加わるとか、あるいは簡易な検査キットを配布し、採取した唾液で歯周病を調べるなどの案が出されています。
新しい生活がスタートする春は、新しい習慣を取り入れやすい時期でもあります。善は急げ、といいますね。2年後といわず、この春から歯科健診を習慣にしてみませんか。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2023/03/02 [Thu]