未来の歯科医療を想像してみませんか!
こんにちは。たんぽぽ会歯科 総務の山口です。
2025年国際博覧会(万博)の開催地が55年ぶりに大阪に決定し、関西が盛り上がっていますね。
前回の万博のテーマは[人類の進歩と調和]。
それを象徴するもののひとつがアメリカ館のアポロ計画の実物展示でした。
とりわけ人気だったのはアポロ12号が持ち帰った月の石。
月は神秘的な物語の舞台として語られることが多いですが、この石のかけらが宇宙開発というさらなる夢を抱かせたように思います。
さて2025年万博のテーマは[いのち輝く未来社会のデザイン]です。
人工知能(AI)や仮想現実(VR)などが体験できる「最先端技術の実験場」というコンセプトが掲げられていますが、それを先取りするようなセミナーが先日、たんぽぽ歯科主催で行われました。
テーマは「デジタルデンティストリーによる歯科医療分野の変革」。
デンティストリーとは歯科医術という意味で、
つまりAIを用いた歯科医療が今後どのように変化していくかを学ぶものです。
このブログでも口腔内を3Dカメラで撮影し、取得した画像データで補綴物(かぶせもの)を自動的に作製するCAD/CAMシステムについてご紹介しました。
すでに歯科医療の現場ではデジタル技術が活用されています。
その現状と未来形について、歯科関連製品メーカーの奥村靖廣先生を招き、お話を聞きました。
たとえば現在開発中のAIによるデザインソフトは3本ブリッジをわずか20秒で設計するそうです。
患者さま、歯科医師、技工士のすべてに品質の安定や情報の共有、時間短縮などのメリットが語られ、
歯科医療の明るい未来を想像しました。
次に登場されたのは当法人と親交の深い歯科医師・奥原利樹先生(医療法人社団光志会理事長)で、
歯科医療全般についての講義がありました。
「人の痛みのわかる人間になろう」をモットーとされる奥原先生は締めくくりに得意のギターで会場を沸かし、受講する私たちをあたたかい気持ちにさせてくださいました。
最善の治療を提供するため、最新技術を取り入れることはもちろん、患者さまとじっくりと向き合い、誠心誠意取り組むことの重要性を改めて認識した1日でした。
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