お知らせ
運動はお口の健康にも効果的

こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
ようやく過ごしやすい気候になりましたね。秋は「〇〇の秋」のようにさまざまな楽しみをもたらす季節ですが、今回、スポーツの秋を意識し、「運動と歯の関係」について調べてみました。
適度な運動が体によいことはみなさんご存じのとおりですが、お口の中にもよい影響を与えることが筑波大学の研究で明らかになりました。
具体的には、歯周病をもつ中年肥満男性を対象に3か月間運動療法を実施すると、歯周病菌の数が減少するなど口腔内の環境が改善されたそうです。
ではなぜ、運動が歯周病改善につながるかというと、理由はこうです。
歯周病は歯ぐきの血行不良が原因のひとつとされ、血液の循環が滞ると歯ぐきに十分な酸素が行きわたらなくなり、歯周病菌が繁殖してしまいます。
歯ぐきの血液循環をよくさせるには、全身の血流を促す運動が効果的で、メタボ対策だけでなく、お口の健康にもよいというわけです。
しかし、いきなり激しい運動を始めても、続かなければ意味がありません。そこでおすすめしたいのは階段の上り下りです。エレベータなどを使わず、階段の上り下りを毎日3~5階分行うだけでOK。たったこれだけなのに、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクが2割以上減ったという研究データがあり、スポーツジムと同じぐらいの効果というのもうれしいですね。
意識して体を動かし、お口の健康によいこと、始めてみましょう。
たんぽぽ会歯科全院は、年中無休で診療しています。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2025/10/09 [Thu]