お知らせ
夏休み、お子さんと一緒に歯科受診を
こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
夏休みになると歯科の診察室は子どもさんの受診でにぎやかになります。
それは学校での歯科健康診断がきっかけとなっているのでしょうが、歯科健康診断の考え方が大きく変化していることにお気づきでしょうか。以前は虫歯などを早期に発見し、早期に治療することを目的としていましたが、現在では子どもたちの健康状態を「健康」「要観察」「要治療・要精密検査」のグループに分け、適切な事後措置を行っていくことがより重要とされています。
「健康」→その状態をキープする指導。
「要観察」→歯磨き指導や生活習慣の改善など保健指導を行い、健康に呼び戻す。
「要治療・要精密検査」→早期の歯科受診を勧める。
つまり、一人ひとりの健康状態をきめ細かに把握し、子どものころから健康への理解を深めてもらうということなのでしょう。そのような考えから、治療が必要な子どもだけに渡していた通知が、現在では「健康診断結果のお知らせ」として子どもたち全員に届くようになっています。情報を共有することで、家庭での歯の健康づくりにも役立ちますね。
「要治療・要精密検査」の場合は、なるべく早期に受診するようにしましょう。また「要観察」とされた虫歯になりかけの歯や歯肉炎などは、適切な指導で虫歯や歯周疾患を防ぐことが可能です。
お子さんに「歯の健康は自分で守る」という意識を持ってもらうためにも、夏休みを利用して、保護者の方もご一緒に受診していただければと思います。
たんぽぽ会歯科全医院は、年中無休で診療しています。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院くださいませ。
2024/07/19 [Fri]