洗口液(マウスウォッシュ)を正しく使いましょう
こんにちは。たんぽぽ会歯科グループ広報の中村です。
薬局のオーラルケアコーナーに行くと、さまざまなメーカーの洗口液を見かけるようになりました。十数年前にはなかった光景ですが、洗口液でお口の中をきれいにするという習慣が日本に根づいてきたということですね。しかし、洗口液は正しく使わないと効果が半減するどころか、マイナスになってしまうこともあるようなので、気をつけたいものです。
洗口液は、歯磨きだけでは除去できない口腔内の雑菌を減らし、虫歯や歯周病、口臭などをケアする働きをしてくれます。だからといって、歯磨きをせずに洗口液だけに頼るのはNG。歯磨きをして歯垢を取り除いたあとに洗口液でうがいするのが正しい使い方です。
お口の中でブクブクさせる時間は20~30秒。洗口液を使用した直後に飲食すると口腔内の殺菌が台無しになるので、しばらく飲食は避けること。そういう意味では就寝前のブクブクがグッドタイミングといわれています。就寝中は口腔内を清潔に保つ働きの唾液の分泌量が減るという理由もあり、洗口液で殺菌した状態を作っておくことは重要なセルフケアにつながるからです。
とはいえ、1日に何度も洗口液を使うと、口腔内に必要な常在菌まで死滅させる可能性があるので、使い過ぎには注意しましょう。また、アルコール成分入りの洗口液を使用した直後は、人によってアルコール検知器に反応してしまう場合があるといわれています。一定時間をやり過ごしてから運転するか、ノンアルタイプの洗口液を使うといいでしょう。口臭消しスプレーや入れ歯安定剤なども使用直後の運転は要注意のようです。
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