夏休みのうちに、子どもさんの歯科デビューを。
こんにちは。
たんぽぽ会歯科 おおとり歯科 院長 池田です。
夏休みに入ると、子どもさんの受診が増えてきます。
保育園や幼稚園、学校では4~6月頃にかけて歯科健康診断が行われ、その健診用紙を携え、時間に余裕のある夏休みに来院されるからでしょう。
私も何度か学校歯科医として歯科健康診断を担当させてもらいましたが、クリニックと違い、 学校の施設では照明が不十分なため、お口の中がしっかり見えない場合があります。
なんとか角度を変えながら覗き込んではいますが、 短い時間での診察のため、小さな異変を見落としかねない状況ともいえます。
「異常なしでよかった」とか、「要観察の歯があるけれど乳歯だから放っておこう」ではなく、 健診結果が出たら、一度歯科を訪ねてみてください。
時間をかけて丁寧に診てもらうことで、より正確な診断が下せるだけでなく、 小さい頃から歯科の雰囲気に慣れていただくことが長い人生におけるお口の健康づくりにつながるからです。
虫歯は初期のときに見つかると、処置もごくカンタンに済みますが、虫歯が大きくなるにつれ、 治療が大掛かりになってしまいます。
歯科に行ったことのない子どもさんが、大きな虫歯でいきなり来院されると、 歯を大きく削るなどの治療にダメージを感じる場合があります。
すっかり歯科嫌いになり、それ以降歯の痛みを我慢し続け 、ようやく連れてこられたときは虫歯が相当進行していたというケースも珍しくありません。
ごくまれなことですが、治療に抵抗して事故が起こるなど、大変な事態も生じかねません。
そのようなことにならないよう、小さい頃から歯科に慣れていただき、 ちょっとした異変でもすぐに対応されると治療にストレスを感じることもなく、お口の健康を保つことができます。
虫歯はなくても、噛み合わせの不具合や歯肉炎など、ほかの異常を見つけるチャンスにもなります。
たんぽぽ会歯科全8院では、歯科健診は無料で実施しております。
夏休みの間にぜひ、お気軽に受診してくださいませ。
また、年中無休でお盆も休まず診療しております。
ご質問や不安なことがございましたら、お気軽にご来院ください。