セミナー・学会等
金沢で「補綴学会」に出席してきました
たんぽぽ会歯科あしはらばし院・院長の内田です。
厳しい暑さが続いていますが、お変わりありませんでしょうか。
7月9日・10日、金沢で開催された「日本補綴歯科学会」に出席してきました。
私にとっては、北陸新幹線ができてから初めて訪れる金沢。
まずは、金沢駅が凄くきれいになっていたので驚きました。
「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれたその姿は、一見の価値ありです。
さて、2年ほど前から当院でもCAD/CAMにより作られた白い冠を臨床に用いています。
まだ新しい材料ですが、個人的には精密さも十分、強度も十分、見た目も綺麗と、
良い点が多いと感じているため、小臼歯の治療には第一選択として用いています。
それだけに、大学病院や他の歯科医院での臨床例についても関心がありました。
この学会では、臨床経験が2年ほど積まれた症例の報告が多数なされていましたが、
従来の金属より少々割れやすいものの、
臨床的にはトラブルの少ない補綴装置であるという報告が多く、
今後は金属の出番がより少なくなっていくのではないかという内容でした。
当院で考えていたことと、ほぼ同様でした。
部分入れ歯であったり、新しい歯の土台であったり、顔面補綴であったりと
報告は多岐にわたり、学ぶことの多い充実した2日間となりました。
大学から離れて2年ほどになりますが、
つねに歯科の最先端の情報に敏感でありたいと考えております。
もし患者さまが、お口の中の金属がしっくりこないとお感じになる場合は、
他の最適な提案をさせて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。
2016/07/19 [Tue]